全開。

ネガティブな日記ではない。俺の根本のこと。


今年はねずみ年、つまり俺は24歳になるわけだ。24年も自分とつきあっていると、いろんなものが見えてくる。

いわゆる『これがオレ』部分。

個人的な計り方はいくらでもあるだろうが、俺は、この数年で【得る者】なのか【失う者】なのか。このどちら側にいるかという疑問とずっと向きあってきた。



結論が出たのは2006年12月。

俺は いちばん大切にしていたものを失った。

俺は【失う者】だったのである。


しかもたちの悪いことに【得たものを片っ端から失うことで前に進んできた者】なのだ。



失う経験に対して、別のなにかで埋めることはせず、とにかく前進することで、【失う経験】と向き合ってきたのである。


そして24年目の今、俺は【失う】に対して、【得る】ではなく、【築く】と【気付く】というカードで生きている。



というか、得ても得ても片っ端から失っていくが、築いたもの(気付いたもの)は、俺のなかからなくならないことを感覚でわかったというのが強い。




だから俺はどんだけ大切なものを失っていこうが、それでも生きてくんだろう。


あと、

得たものに対しては、できるだけ失いたくないので、リスクマネジメントは厳重に考えている。いつかは失うとわかっていようが、失う前に【気付く】こともまた、俺のやるべきことなのだ。


失うことに臆病になってもしかたない。俺はなにかを失うことを止められないから。それに対して、どれだけのものを築くことかできるか。




それが社会人になって一番さいしょにまとめたかかったことだ。




俺は社会人になるずっと前に、【きっと大きかったはずのもの】を決定的に失っていた。




その喪失がまた、
俺を前進させるのだ。